kumpū DAY&FLOWERは、今年4月のサイトオープン以来、定期便や産地直送便で旬のお花をみなさまのお手元へお届けするとともに、季節のお花でお部屋を彩る提案をしてまいりました。
あっという間に月日が流れ、12月となりましたが、一年の最後を彩る大きなお祭り☆クリスマス☆の月ですね。
そこで、今月前半のMAGAZINEのテーマは「ナチュラル・クリスマス」。
kumpuらしくグリーンをたっぷりとあしらい、表情豊かな自然の情景を切り取ったようなナチュラルでありながらスペシャルな雰囲気作りに役立つアイデアを2週連続で紹介いたします。
慌ただしく過ぎていく師走、針葉樹の澄んだ香りに心を落ち着かせながら過ごせるデコレーションです。
いつもよりちょっと奮発して、テーブルや室内に花や実物・松かさなど自然からの贈り物をメインに、オーナメントやキャンドルなども一緒に飾りつけしてみてはいかがでしょう。
そして、サブテーマは「クリスマスカラー」。クリスマスの演出に色選びは欠かせません。
私達が直感的にクリスマスを感じる色といえば赤と緑、それに白と金色ですよね。これらの色には宗教的な意味や由来があり、クリスマスへの願いが込められています。ぜひ、花の色の意味を知り、クリスマスを彩るお花選びの参考にしてみてください。
PART1では、ホワイト×ゴールドを使った演出を紹介いたします。
白とグリーンのお花をベースにパープルのアネモネやホワイトゴールドの実物でアクセントを。
寒色系でまとめてキャンドルを灯せば…静寂な夜の始まりです。オトナなクリスマスの花飾りにいかがでしょう。
これまで集めたお手持ちのオーナメントや瓶なども一箇所に集めれば、少ないお花でもホリデームード満載のお気に入りコーナーができあがります!
【色が持つ意味】
■WHITE
大地に降り積もる雪の色。穢れのない純白の色を象徴しています。また、罪なき存在として生まれてきた清らかなキリスト自身の意味もあるそうです。
そのため白い花が好まれるのですね。
■GOLD
金=光の象徴、それはキリストは暗闇を照らす光の存在だからです。
またキリストが生まれた時に現れたとされる「ベツヘレムの星」別名クリスマスの星の意味もあるようです。
■GREEN
もみの木やヒイラギ、ヒムロ杉など寒い冬にも枯れることなくグリーンの葉を保ち続ける常緑樹「エバーグリーン」は永遠の象徴とされ神聖視されてきました。
その青々とした針葉樹で作られるリースの円形も、終わりのない永遠の命を象徴しています。
クリスマスツリーのグリーンの上に雪を表す白い綿をのせて装飾するのは、雪が降っても凍ることのない豊かな大地と春をあらわしていると言われています。
それでは、今回のデコレーションの中で使っているヒムロ杉のクリスマスツリー🎄の作り方をご紹介します。
リースやスワッグを手作りするより、もっとお手軽にできる自然を生かしたアイテムです。
お花屋さんで購入しやすい花材ばかりなので、これから作ってもクリスマスまでドライのまま飾って楽しんでいただけます。
当日もしくは特別な日のテーブルコーディネートに添えて、ホリデームードを盛り上げるのも良いですね!
ぜひトライしてみてください!
【作り方】
<今回使用したもの>
〇花材
ヒムロ杉、ユーカリ、ジェイドパール、
*お好みで野バラ、スターアニス、ミニ松かさなどオーナメント
〇資材
裾広がりの空き瓶
*なるべく三角形に近い瓶が作りやすいです。調味料の瓶、お酒の小瓶など。
リース用ワイヤー、花ばさみ
①ヒムロ杉を瓶の長さよりも3分の1程長くとり、切っておきます。ポイントは、花材を上下逆にして作ること。枝の切口が上、葉の先端が裾となりテーブルに沿って広がるイメージです。
②瓶の口あたりの上部を手で押さえながら、ヒムロ杉をツリーの形をイメージしながら瓶に沿って重ねて置いていきます。あまり瓶が大きいと、持ちきれないので片手で握れる位の大きさが良いですね。
③1周したら形が崩れない様にワイヤーを上から下、下から上とグルグルと巻きつけ、上部でねじり止めてください。巻く時にあまりきつくに巻くと、葉っぱの自然な風合いが無くなりますので、程よい力加減で巻いてください。
④ユーカリなどその他のグリーンは、巻き付けたワイヤーに下から差し込み、落ちない様に葉の付け根がワイヤーに引っかかる様にくぐらせて留めてください。
長さのない実物は、ワイヤーを巻いて、そのまま土台に差し込みます。
⑤完成したら、瓶に被せたまま飾っても良いですし、ツリーのみ持ち上げて瓶から取り外してお楽しみいただくこともできます。
寒い季節、暖かいお部屋の中で、自然のエネルギーを感じる色鮮やかな花や緑を飾って、素敵なクリスマスをお迎えください☆